松屋のプレミアム牛めし
仕事の都合で立ち寄った新大阪駅前で松屋を見かけたら、関西ではあまり展開していないプレミアム牛めしを提供してるというので試しに食べてみました。
食べた感想はというと、もともと松屋好きの僕としては味付けも濃いし肉も柔らかくて食べごたえあるし味的には全く問題ないと思いました。
ただ、食べて思ったのはプレミアムって何なの?って事でした。牛丼1杯が380円というのは普段の松屋からしたらすごい贅沢なのかもしれません。通常はスタンダードな牛めしがみそ汁付きで290円なのですから。
でも380円を「プレミアム」と言われるとちょっと情けなく感じるのは僕だけでしょうか?例えば1杯1000円の牛丼だったらプレミアム感があります。しかも380円であっても吉野家やすき家に比べると味噌汁の値段を考慮するとほぼ変わらない価格設定な訳でプレミアム感はほぼ感じられません。
しかも、よくよく聞くと既に関東ではこのプレミアム牛丼が松屋の標準的な牛丼でありもはや290円のスタンダード牛丼は販売していないのだそうな。関西にいる私は松屋の牛丼は味噌汁付きの290円というコスパ最高の昼飯なわけでそれに比べれば380円はプレミアムなのだがこれがスタンダードなメニューになってしまえば「プレミアム感」は全く無くなります。
なんかフランチャイズなのに地方によってメニュー構成が違うというちょっと変わった状況が松屋自体の迷いや戦略のブレを感じさせられます。
個人的にはこのプレミアムクオリティを保つ事が出来るならいっそ全国の店舗でプレミアム牛めしをスタンダード化して値上げしたらどうかと感じています。少なくとも僕はそうなっても松屋に通うだろうなと思っています。